佐久間製菓が廃業するという報道で大きく注目を集めていますね。
子供の頃からの思い出の味とも言える、ドロップスの販売でも有名な佐久間製菓。
今回は、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いについて調査していきます。
いったい赤い缶と緑の缶、どっちがどっちなのでしょうか?
目次
サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いは?
サクマ式ドロップスとサクマドロップス。
2つの似た缶に入ったキャンディーですが、違いは何なのでしょうか?
NHKニュースで、「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップ」が別物ということを初めて知った。違いがわからん…
— リオ (@rio4649) November 9, 2022
まず衝撃的だったのが、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの製造元は別会社です。
別会社だった!
わかりやすくまとめると、
サクマ式ドロップス:佐久間製菓
サクマドロップス:サクマ製菓
ということになります。
漢字かカタカナの違いだけで同じように見えますね。
でも別会社。
ただし、「佐久間製菓」と「サクマ製菓」はどちらも旧・佐久間製菓株式会社を前身企業としています。
では、中身についてもう少し深掘りしてきます。
赤い缶と緑の缶どっちがどっち?
まずは、サクマ式ドロップスの方から行きましょう。
サクマ式ドロップスは赤い缶
『サクマ式ドロップス』は赤い缶に入っている方となります。
元祖とも言えるドロップスかもしれませんね。
アニメ映画「火垂(ほた)るの墓」で主人公の妹が舐めていたことでも知られる赤色の缶ですよね。
こちらのサクマ式ドロップスの味の一覧はこちら。
- イチゴ
- レモン
- オレンジ
- パイン
- リンゴ
- ハッカ
- ブドウ
- チョコ
この8種類のフレーバーとなっています。
少し白い粉のようなものがまぶされているのが特徴的ですよね。
千葉県出身の佐久間惣治郎が海外産のドロップスの美味しさを自身の手で作ろうと試行錯誤の末、
1908年に発売したドロップスがサクマ式ドロップスだということです。
次はサクマドロップスを見ていきます。
サクマドロップスは緑の缶
『サクマドロップス』は緑の缶に入っているものとなります。
サクマ製菓といえば、有名なのが『いちごみるく』かもしれませんね。
そしてサクマ式ドロップスのお味の一覧はこちら。
- イチゴ
- レモン
- オレンジ
- パイン
- リンゴ
- ハッカ
- スモモ
- メロン
この8種類のフレーバーとなっています。
サクマドロップスの方が色がクリアにも見えますね。
サクマ製菓株式会社は、戦時中にやむ負えなく廃業した佐久間製菓の社長であった
山田弘隆の子息が戦後に今一度立ち上げた製菓会社。
1948年にサクマドロップスの製造を再開して今にいたっているということですよ。
ここまでがサクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いとなります。
佐久間製菓の廃業報道
最後に、今回の報道にあった廃業報道は、
サクマ式ドロップスの佐久間製菓となります。
その廃業理由としては、
信用調査会社、東京商工リサーチによると、佐久間製菓は既に取引先に廃業を通知。新型コロナウイルス感染拡大に伴う販売の減少や原材料費の上昇などが理由
引用元・毎日新聞
新型コロナウイルス感染拡大に伴う販売の減少や原材料費の上昇などの理由があるということです。
しかし、子供の頃の思い出の味が姿を消してしまうのはやはり寂しい気もしますね。
ということで今回は、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いをまとめてきました。
少しでも参考になれば幸いです。
サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いは?
赤い缶と緑の缶どっちがどっち?
まとめ
今回は、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いは?
ということで、赤い缶と緑の缶はどっちがどっち?ということから
2つの似ているサクマのドロップスをまとめてきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。